どうも今年のクリスマスフェスの広報担当の一人、文鳥さんです。

クリスマスフェスに向かって、僕が読了した課題本、鑑賞した課題映画を次々と紹介しちゃおうというお話第七弾です。


今回の紹介本は宮沢賢治『銀河鉄道の夜』です。


銀河鉄道という言葉の組み合わせ。

題名だけで「素敵やん」って言葉を漏らしてしまう物語です。

今回は宮沢賢治の世界観や作品の設定について少し触れたいと思います。


宮沢賢治って

有名な作品ですが、宮沢賢治の独特な世界観が難しくて読了を諦めたーって人もいると聞きます。

宮沢賢治って賢い&空想力豊かすぎでの造語とかバンバン作っちゃいますからねw

生前ほとんど一般には知られず無名に近く、死後から有名になったパターンの人ですから、すぐには世に理解者がでなかったのかもしれません。


そもそも銀河鉄道の夜には登場人物に
ジョバンニ
カムパネルラ
ザネリ
という名前の少年たちが出てきます。

舞台は日本じゃないんだ。と思うでしょう?

いやいや、日本です。というか日本っぽいところです。

宮沢賢治の独特な世界観っていうと「イーハトーブ」ってワードっていうか世界があります。

宮沢賢治の心の中の理想郷とも言うべきこの言葉は、故郷の岩手をモチーフに生まれたものです。彼の作品はこの岩手っぽい場所が舞台で展開してたりします。

イーハトーブは東北地方に限定されず、故郷の海岸や延々と続く丘や山々を超えていく。そして大洋の島々まで伸び広がり、砂漠と大陸を横断し、東方と西方にまたがった理想郷へと昇華していった。さらに『銀河鉄道の夜』で描かれた透明な軌道を走り、はるか天空まで昇りつめていきます。

壮大な想像力の中、銀河鉄道では、様々な美しい景色を見ることができます。

青白く光るリンドウの花
銀に輝くすすき
鳥を舞う白鳥の群れ
岩手県の北上川と天の川を合わせた幻想的な風景で語られます。

農学校教諭で農業の技術指導をしていたそうですから、動植物にも詳しくて、鉱石や科学にも精通していて、宗教思想も作品には反映されています。
今作の至るところに美しく幻想的な描写が出てきます。お楽しみに!


ちょっと用語解説

物語の中で最初の方でつまづく人が多いらしいのですが、確かにいきなり美しい世界観が見れるわけではなく、当時の岩手方面の文化なのか、宮沢賢治が作り出したのか分からない部分ってところもありますが、元はやはり当時の地元の事を描いています。

「カラスウリ」という灯籠のようにして川に流すシーン。

カラスウリってこんなのです。大きくても、こぶしくらいの大きさですね。可愛い色ですね。これが灯籠になるとどうな感じなんでしょうね。

あと、ジョバンニがバイトしてる「活字拾い」っていうのがあって、
原稿に従って活字棚から活字を順に拾い、文選箱に納めて印刷してたんですね。

一文字一文字並べる作業。めちゃ大変そうです。

最後に「三角標」っていうのが

当時に使われていた地形などを調べるための測量するための土台だったとのことです。

今じゃ見かけないものですよね。電車からの風景に現れます。


はい、こんな感じで宮沢賢治の世界観にちょっと説明してみましたが・・・

全然、あらすじを書いてないのでなんの話してるんだ?って思うでしょw


まぁまぁ、読めば分かってきますから


物語は幻想的な描写とともに「幸せとは」と考えさせられるシーンがたくさんあります。大人になってからこそ響く部分が多々ありますので、ぜひ読んでいただきたいんです。でもネタバレもなんだし、必死で回り道的なところで説明する感じになっちゃいました。


銀河鉄道の夜は青空文庫でも読めます。



あと、オマケですが、宮沢賢治は音楽も大好きな人で、ドヴォルザークっていうチェコの作曲家が好きだったらしく、その曲も作品にとり入れています。

銀河鉄道の夜はアニメにもなっているのですが、そこにはドヴォルザークの曲が流れています。

You Tube貼っておきますんで、この曲を聞きながら読んでみるのも良いかもしれません。

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」


あと、一応言っときますけど、一応ですよ、分かってると思いますけど・・・

この作品にメーテルは出ませんよー。


お申し込みはこちらから

名作かつ有名作なので、まだ読んでなかった方もレッツ、チャレンジ!
もちろん、もともと大好きな人もカモン!です。


12月19日(土)10:00 〜 11:45

クリスマス時期に心が揺さぶられる作品でみんなと語らうなんて素敵やん。



以上、こんな感じで、文鳥さん視点で好きなようにクリスマスフェス課題をこれからも語って行く予定です。

ご参加お待ちしております。