長編読書会「独学大全」に参加しています。長編読書会に参加するのは初めてですが、第1回、第2回、第3回と、回を重ねるごとに「長編読書会に参加して良かったな」と思うようになりました。

誰もが感じることだとは思いますが、理由のひとつは各回で読まなければいけない分量がそれほど多くないことです。私は「独学大全」を今年の年始に読みましたが、今回、直前にもう一度読み直すことができ、新鮮な気持ちで参加できています。また、最初のときには気づかなかった部分がいくつもありました。「独学大全」は技法を中心とした読みやすい本なので、恥ずかしながら私は読み飛ばしてしまっていたのでしょう。

長編読書会に参加して良かったと感じた2つ目の理由は、数多くある技法(全部で55あるわけですが)の中で、「これは苦手、これは無理、よくわからない」と自分では思ったものでも他の人はそれを得意としていたりして、そのコツの秘密を聞けることです。たとえば読書会の第1回目の範囲にあった《技法06:行動記録》は、過去何回も挑戦してみたにもかかわらず上手く使いこなせておらず、苦手意識が拭えない手法です。けれども第3回で同じグループになった人がこの技法が得意で、しかも最近使い始めた新しいアプリがとてもよいと紹介してくれました。実際私もそのアプリを試してみましたが、私の場合は《技法09:逆説プラニング》を応用して正確さに拘ることさえ止めれば楽しい気持ちで続けられるかもしれません。苦手意識がひとつ克服できるかもしれません。


長編読書会に参加して良かったと感じた3つ目の理由は、他の人と技法についてあれやこれやと話をすることで、自分が「それは当たり前」と思っていたり、わかっているけれども使っていなかった技法を新鮮な気持ちで見ることが出来始めたという点です。そのことが顕著なのは第7章から第9章にかけての「問いを探し、磨き、解いていく」検索や調査に関わる技法でしょう。改めてこの部分を読んでみて、「ああ、なるほど私は運を頼りに勉強を進めていたな」と気づかされました。書誌なども存在は知っていましたが使ったことがなかったからです。この辺りの方法論についてはこれから実際に少しずつ試してみたくなっています。

長編読書会に参加するのは少し勇気が必要でした。しかし、長編読書会自体が、「独学大全」の中で何回も繰り返し語られる外部足場のひとつなのかもしれません。長編読書会に参加してことを受けてこのブログも書いていますし、Twitterでモーメントとして記している「独学大全日誌」という呟きも外部足場として試しています。

【独学大全日誌】独学に関する日誌・Twitter モーメント:  

  ※下記は Twitter上に展開した日誌0007~0017部分

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【独学大全日誌_0007】2021.03.29
《技法12:ラーニングノート》のためにノートを購入。A4が届いた。Amazonで発注したときに気づかなかった。失敗。しかし、ここでくじけてもしょうがないので、5冊もあるけどこのまま行く。《技法12:ラーニングノート》

3月29日
【独学大全日誌_0008】2021.03.29
《技法16:カルテ・クセジュ》は自分には苦手かもと思っていたが、先日参加したディスタンクシオンに関する読書会で「○○×社会学」ならありかもと思えた。《技法18:NDCトラバース》×《技法16:カルテ・クセジュ》改 #独学大全

3月29日
【独学大全日誌_0009】2021.03.29
独学はストレスに弱い。日々の雑用も溜まればストレスになる。だから雑用処理に技法を応用してみる。やらなきゃと思っていたことが2つ片付き気持ちもすっきり。《技法05:2ミニッツ・スターター》改 #独学大全

3月31日
【独学大全日誌_0010】2021.03.30
ラーニングログの記録用紙をエクセルで作ってみる。方眼にしたかったので、行2.5、列20とする。複数のログを一つのシート上に作り、一覧性をあげるために縮尺を小さくする《技法12:ラーニングログ》改 #独学大全

3月31日
【独学大全日誌_0011】2021.03.30
「独学大全」読書会に向けて第8章を読み直す。ラーニングログの記録用紙をエクセルで作ってみる。検索、特に《技法20:シネクドキ探索》と《技法22:リサーチログ》は普段の生活に取り入れてみよう。《技法15:会読》 #独学大全

3月31日
【独学大全日誌_0012】2021.03.30
《技法22:リサーチログ》を普段の生活に取り入れるために、リサーチログ記録用紙をエクセルで作ってみる。《技法22:リサーチログ》 #独学大全

4月1日
【独学大全日誌_0013】2021.04.01
ラーニングログの記録用エクセルの記述が間違っていた。列幅2.5・行高20だった。そこで《くよくよしない》《めげない》を適用。これは明示的な技法にはなっていないが、独学大全の中には繰り返し書かれていること。 #独学大全

4月1日
【独学大全日誌_0014】2021.04.01
「独学大全」読書会に向け第9章を読み直す。そういえば世界大百科事典は中学に入ったときに買ってもらい、時間があるときに眺めていた。もしかしたら私は無職転生してきたのかも。でも、さらにもう一度やり直したい今。《技法09:逆説プラニング》改 #独学大全

4月1日
【独学大全日誌_0015】2021.04.01
猫町倶楽部読書会「独学大全」第3回(第2部第8章~第9章)に参加。読書会のために再読することで1周目で気づかなかったことにも気づくことができる。感想や考えたことを他の人と話すことで読みが深くなっていく。《技法15:会読》 #独学大全

4月1日
【独学大全日誌_0016】2021.04.01
第2部第8章~第9章の検索や書誌を利用する技法は当たり前のように見えてやっていなかった。高校生の頃、クラッシュゾーンに興味を持ってポーランドについて調べたとき、第8章の技法を知っていたらと思う。《技法19:検索語みがき》他 #独学大全

4月2日
【独学大全日誌_0017】2021.04.01
調べ物の航海日誌「リサーチログ」は自分で問いを立てるための入口だ。「何かを知ることは、知っていることだけでなく、知りたいこと、そして知らないことまでも拡大していくことなのだ。」おいおい、胸キュンだよ。《技法22:リサーチログ》 #独学大全