(茶トラのサポ募集のブログ、今回はいのうえさんの会です 引き続きサポ募集中です~!)
※画像はYamadaが勝手に選びました。

【漫画の話】
前回小学生のとき好きだった青い鳥文庫を中心に小説の話をしたので、今回は漫画の話をしようと思います。

https://nekomachi-club.com/blogs/45832b628505

小学生のころは、漫画を読むよりも小説を読むほうが多かった気がしますが、コロコロコミックを買い始めました。

コロッケ!やドラベース、でんぢゃらすじーさん、うちゅう人 田中太郎、あたりをなんとなく覚えてますね。特にプロ野球球団巨人を舞台にした野球系ギャグ漫画の「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」が、松井のメジャーリーグへの移籍に伴って、タイトルが「モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん」になったのは印象に残っています。当時は、プロ野球もヤクルト中心に見ていたので……。
 
中学1年生になると、ジャンプを読み始めました。最初に買ったのは、「ぼくのわたしの勇者学」が開始された号であったのが記憶に残っています。調べてみたら2007年5月に発売されたジャンプでした。
ワンピースやナルト、ブリーチ、銀魂、アイシールド21などが人気でしたね。

その後一時期購入していなかった時期を経て再びジャンプを読むようになりましたが、高校1年生くらいには買わなくなってしまったと思います。
当時買っていたコミックスは、ディーグレや、トリコ、バクマンあたりですかね。ジャンプ系以外だとハガレンも買ってました。確か、原作版に沿ったアニメを見始めたのがきっかけだったと思います。

大学生以降、スマホを持ち始めるとアプリで漫画を読む機会が増えてきました。
社会人になってからは、アプリで知った漫画を、アマゾンや楽天でまとめ買いすること増えてきましたね。中古だと安い!特に、コロナ禍では漫画を読むのに一層拍車がかかりました。正直最近は小説よりも漫画を読むことのほうが多くなっていて、社会人が一番漫画を読んでいる時期だと思います。

お勧めの漫画アプリはいくつかありますが、特に以下がお勧めです。

●マンガワン

無料でライフが付与され、4ライフまで所持でき、1ライフ消費で1話読める。朝9時に4ライフ、夜9時に4ライフが付与され、1日で8話読むことも可能で、読める量がかなり多い。
連載作品に加え、期間限定公開で有名作品を公開することもある。

●ジャンププラス

「スパイファミリー」や「怪獣8号」「推しの子」などの有名作品を掲載しており、作品のレベルが高いように感じる。基本的に更新日時が最近の話や、1話目などのみ無料で閲覧可能。ジャンケンや広告視聴によりボーナスコインを入手し、消費することで有料回を閲覧できる場合もある。

前置きはこのくらいにしまして、お勧めの漫画をいくつかジャンルごとに紹介しようと思います。上記や他のマンガアプリで知った作品もあります。
メジャーどころは除いておりますので、「へー、こんな漫画があるんだ。時間も空いたし、ちょっと読んでみようかな」という感じに思ってもらえたら幸いです。



バトル漫画 神様ドォルズ


1話目から物語は謎を抱えたまま展開されます。
主人公の大学生の匡平と、同級生の日々乃は、学部の飲み会の二次会のカラオケの後に、エレベーターで切り殺された死体を目にします。しかし、匡平は死体を見るのは初めてではないようです。
以前どんな場面で、なぜ死体を見たのでしょうか?

さらに、帰り道に駅で倒れる人たちや、高速で動く物体を垣間見ます。匡平には、その物体に何か心当たりがあるようです。
その動く物体とは何でしょう?
加えて、後の話で口にされる「先生」とは誰なのか?
その重層的なストーリー構成に惹きつけられます。

途中までアニメ化もしています。個人的には主人公が中学生の頃の故郷での過去編のエピソードがお勧めです。



少女漫画 かげきしょうじょ!!


職業選択の自由やダイバーシティーが叫ばれている現代ですが、今日でも男性あるいは女性にしかできない仕事があります。
たとえば歌劇と歌舞伎の役者です。
物語の舞台は紅華歌劇団への入団志望者を養成する、紅華歌劇音楽学校です。入学の倍率は東大を超え、熾烈な競争となっています。
紅華歌劇音楽学校の生徒である主人公の愛や、友人のさらさを中心とするメンバー一人一人に焦点を当てて、歌劇役者を志すに至るまでの背景を描いているのが秀逸です。

2021年7月から9月までアニメ化もしており、彼女たちが声を出して演技をし、ときに歌う姿を目にすることができます。



ギャグマンガ 翼君はあか抜けたいのに


美男美女しか登場しないのに、内容はギャグ、しかも1ページに数回は笑わせにくる漫画です。

主人公の翼君は、高校入学を機に田舎から東京に出てシェアハウスで暮らし始めます。ルームメイトは都会で働く25~29歳の社会人3人と、同時期に上京してきた高校生の桃子です。

高校生や社会人は流麗なタッチで描かれているにもかかわらず、それぞれ個性も兼ね備えています。

個性を挙げると、たとえば、
壊滅的なファッションセンスのなさ
中二病的な言葉のセンス
人と人だけでなく物と物までもカップリングするのが趣味
ドM
外来語がわからない生粋の大和魂
……。

このクオリティのギャグを盛り込んだ漫画をマンガワンで無料で読めるとは……。スマホ時代がもたらした賜物の一つでしょう。



恋愛漫画 ふれるときこえる


他人が何を考えているかがわかる、相手の心が読めるという能力をもつ人物が登場するストーリーは数多くあるでしょう。漫画「ふれるときこえる」では、心を読める人物を含んだ男女4人ついての四角関係が描かれています。特に、相手の思っていることがわかるようになった主人公「噪」が抱く、マイナス面を含めた様々な感情を、高い解像度で描写している点が秀逸です。

転校生の少女「さとり」がクラスに来た日から、バスケに打ち込む男子高校生「噪」は、触れた相手の心の声が聞こえるようになります。実はさとりは心の声が聞こえる力をもち、その力はさとりが好きな相手(噪)にも伝染するのです(ただし、力を持つ者同士が触れても心の声は聞こえません)。

他人の心がわかるようになった噪は、長年自分が思いを寄せる結川の気持ちを知りたいと思い、彼女の心を覗き見るのですが……。

全4巻のなか高い密度で4人を中心とした人間関係や感情を描く様に目が離せません。



仕事漫画 左ききのエレン


「左ききのエレン」は社会人が読むのにピッタリの少年漫画だと思います。

主人公は、26歳のうだつの上がらないデザイナー「光一」です。広告代理店で勤務している凡才の光一は、グラフティアーティストとなる天才「エレン」と、高校時代に同じアトリエに通っていました。その後も光一は、美大生・社会人においても、天才たちの力量を目の当たりにし、劣等感にさいなまれます。

時系列が入り乱れながらストーリーが進む中、登場人物たちが仕事や才能に向き合いながら発する言葉・抱く思いは、凄まじく真剣でありかつ、圧倒的な熱量を伴います。仕事を舞台としているため、ジャンプの王道マンガと読み味は異なりますが、熱さは全く引けを取っていません。

ちなみに、この漫画のキャッチコピーは、「天才になれなかったすべての人へ」です。こんなキャッチコピー、ほぼ万人に刺さりますよ……!

今じゃ、僕は26歳の光一(2008年時点)よりも年上になってしまいましたが、原作・リメイク版を読み、ドラマ・舞台を鑑賞し、作者のクラウドファンディングを支援して原画などのグッズを手に入れるまでに至った漫画は「左ききのエレン」だけですね。



スポーツ漫画 群青にサイレン


スポーツ漫画といえば、汗臭く泥臭いさわやかな青春物語をイメージする方も多いと思います。けれども、本作はさわやかさとは無縁な作品です。主人公「修二」を中心に負の感情を描いているのです。嫌悪感や、相手を見下す気持ち、劣等感、そういったものを野球を通じて丹念に描いています。

高校1年生になった修二は、嫌いないとこ「空」と約4年ぶりに再会します。背が伸びて体格的に恵まれた修二は、自分よりも小さい空を目にし、文字通り彼を見下してピッチャーの能力の差を見せつけるため、二人で野球部に入ります。

果たして、修二は空に勝てるのか、ピッチャーの座につくのは誰なのか、修二はと空の関係性の行方はどうなるのか、……。

ちなみに、作者は有名ラブコメ「いちご100%」を描いた河下瑞樹の別名義であり、丁寧な心情描写には納得のものです。

今回は以上です。気になった漫画があったら嬉しいです!

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