第3回『独学大全』技法を活かすアイデア
技法16から27まで(第2部第7章~第9章)

※画像「OpenAIRE」 EUが進めるオープンリポジトリ。EUが助成した研究成果をオープンアクセスで提供。


※ おすすめ情報には★☆があります。

※ 重要なのは電子ジャーナルの利用と「まちの図書館」の活用だと思います。

※ 文献探索の第一歩はGoogleスカラーから、Mendeley(技法24. 文献管理ツール)とのあわせ技がおすすめです。

 https://scholar.google.co.jp 


16.カルテ・クセジュ:※Webベースのマインドマップツールでどうぞ
・川喜田 二郎 - Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/29150.html
・KJ法:1951年(31歳)天理の都介野村で思いつく。ノートではなく図書カードにフィールドノートを記録し、帰宅後カードを広げて見ているうちにひらめいた。一行見出しをつけ、類似カードを輪ゴムでとめ、数束まで。目的は発見の助けと情報の共有。
・「準」抽象化: 3つの推論、①演繹、②帰納、③アブダクション(類推)

☆質的分析ソフト:MAXQDAなど
https://youtu.be/oFhaKeXItps

※ 共同作業向けですが、同様の作業(質的分析)を行えるソフトウェアもあります

17.ラミのトポス:(中略)
 
18.NDCトラバース: ※NDCはDDCからキリスト教的な部分を日本にあわせて修正
・「デューイ十進分類法」(Dewey Decimal Classification=DDC):英米の図書館の多くが採用
・「国際十進分類法」(Universal Decimal Classification=UDC):EUの図書館、科学技術系
・カレントアウェアネス・ポータル | 国立国会図書館
https://current.ndl.go.jp/

※図書館関係はやはりこちらです

19.検索後みがき:
★Google Scholarの使い方| -検索のコツ・便利機能も解説
https://briarpatch.co.jp/wakaruni/google-scholar/

※ 手軽にオンラインでオープンアクセスの論文探しはこちらがよいと思います。

※ Wikipediaは便利ですが、検索語を工夫して探しものはGoogleスカラーからがいいです。

20.シネクドキ探索:
・日本語大シソーラス(大修館書店)
https://www.taishukan.co.jp/item/nihongo_thesaurus/thesaurus.html

21.文献たぐりよせ:
★「電子ジャーナル」とは?その種類と活用法も紹介 | SOUBUN.COM
https://www.soubun.com/journal/web%E4%B8%8A%E3%81%A7%E9%96%B2%E8%A6%A7%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E9%9B%91%E8%AA%8C%E3%80%8C%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

※独学のポイントはいかに電子ジャーナルを活用できるかだと思います。

・GACoS Topページ:東京大学 主題・キーワードなどから
https://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/index.html

■オープンアクセス・ジャーナル:★個人利用★もできる 要チェック!
☆OpenAIRE

https://explore.openaire.eu
EUが進めるHorizon 2020傘下の非営利組織で世界中のデータを収集。
・IRDB

https://irdb.nii.ac.jp
IRDBは、学術機関リポジトリデータベースのことで国立情報学研究所。
・Web of Science 

https://apps.webofknowledge.com
クラリベイト社が提供する世界有数の学術情報プラットフォーム。
・Publicly Available Content Database 

https://search.proquest.com/publiccontent
雑誌記事のみならず、学位論文やプレプリントなども検索可能。機関利用か要登録。
※ オープンアクセスでないものは、勤務先で契約していないと個人利用はたいへんかもしれません

22.リサーチログ:
★いまさら聞けないラボノートの基礎と書き方 | M-hub(エムハブ)
https://m-hub.jp/research-general/1370/64?title=%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%89%E8%81%9E%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%81%A8%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%96%B9

■ラボノートの電子化:
・ライフサイエンス研究を効率化させるBenchling – TECHBLITZ
https://techblitz.com/benchling/
☆オープンソースの電子ラボノートeLabFTWの概要と導入方法 | BioTech ラボ・ノート
https://biotech-lab.org/articles/5452
 
23.事典:
★データベースサービス(オンライン)|紀伊國屋書店
http://www.kinokuniya.co.jp/03f/index2_4.htm
※紀伊國屋扱いの国内で利用できるサービスを網羅

※勤務先で利用できない場合は、出身大学の図書館か放送大学の学生になれば利用できます。


★About RHO - Routledge Handbooks Online
https://www.routledgehandbooks.com/about-rho
※英Routledge社の23分野のハンドブックを収録した電子書籍データベースです。

全文検索可能。たいていの分野のハンドブック類があります。

24.書誌:オンライン版のレファレンスマネージャー
★Mendeley | 無料レファレンスマネージャー
https://www.elsevier.com/ja-jp/solutions/mendeley
★Mendeleyを用いた論文管理の基本とReference挿入(下図)
https://got-it-lab.com/mendeley-document-management

※以前はこれを使っていました。まず始めるならこれから。


☆各分野のジャーナルをアプリで簡単にチェックできます

・論文検索アプリ「Researcher」の紹介と使い方 - 理系院卒の苦悩
https://www.ree-grad.work/entry/2020/01/31/232145


・RefWorks:サンメディア(代理店)
http://www.sunmedia.co.jp/e-port/refworks/
・RefWorksを使うには?
https://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/faq/refw.html

※ よく大学図書館が契約しているやつです


・Googleと相性抜群の文献管理ソフト「Paperpile」 | minoblog
https://ocoshite.me/how-to-use-paperpile
※ 現在はGoogleワークプレイス(Suite)と相性のよいこちらを利用しています

25.教科書:(中略)
※ 英語圏の定番教科書以外は放送大学のテキストでいいように思います

26.書籍探索:
★都立中央図書館利用案内|東京都立図書館 現在予約が必要
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/central_library/
・蔵書検索のポイント|東京都立図書館
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/search/tips/opac/index.html

※ 都内の人なら都立中央図書館を利用しない手はありません


■公立図書館の活用:「まちの図書館」をホームライブラリーに

・図書館の本当の活用法は小説を借りることではない | 坪井賢一| ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/88767?page=4
☆稲田聡子「図書館利用の5法則:日本文化研究者のための公共図書館活用法」

https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900047729/?opkey=R161279228396732&idx=1

※ 公立図書館もうまく使えばかなりのところまで

★東京都の図書館を横断検索 - カーリルローカル(下図)

https://calil.jp/local/tokyo

※ 通勤や居住地の便利な公共図書館をホームライブラリーにしましょう。

★電子ジャーナルの使い方(IEEE編)県立川崎図書館
https://youtu.be/4zsfB39XdG4
※ 川崎近辺の方はここから電子ジャーナル(一部)を利用できますよ!


■大学図書館の一般利用:都内

★東京都内の大学図書館 学外・一般の利用状況全リスト | IROIRO
https://study.iroiro.co/article/study/place/daigaku-toshokan-list/

※ 近くに貸し出し可能な図書館があれば利用価値は大きいです

★たとえば 一般学外者 | 筑波大学附属図書館
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ja/visitor-card

※ 1年間有効な学外者貸出利用証を発行:6冊まで3週間(下図)

27.雑誌記事調査:(中略)
※技法24と26で既述