どうも今年のクリスマスフェスの広報担当の一人、文鳥さんです。

クリスマスフェスに向かって、僕が読了した課題本、鑑賞した課題映画を次々と紹介しちゃおうというお話第三弾です。


今回の紹介本は高橋 芳朗『ディス・イズ・アメリカ 「トランプ時代」のポップミュージック』です。


TBSラジオで放送されたポップミュージック解説を厳選して書籍化したもので、2015年から今年2020年までアメリカのポップミュージックが政治状況をいかに反映しているかを詳述しています。

ライムスター宇多丸さん、ジェーン・スーさん、萩上チキさんの番組等で上がられた話を編集したものなんですって。有名どこの番組ばかりですねー。


アメリカにおけるBlack LivesMatter、LGBTQ解放運動、#MeTooムーブメントなどの社会問題を音楽の解説とともに知ることができます。日本とは違う社会問題に感じるかもですが、どこかでつながっているでは?と感じ問題がたくさんあります。


いろんなシーンを取り上げているんですが、どこからでも読める本です。

目次から気になるところから読むっていうのもアリかもです。

大丈夫、あんまり洋楽はわかんなーい。って人でも楽しめる本ですよ。

それぞれの曲にはちゃんと背景がありますし、その時代を反映し、それが逆に利用されたりと様々な音楽の側面を知ることができる本なので読み物としては曲を調べながら読むと楽しいですよ。


では、本書の中の一つ記事の紹介がてら、取り上げられた音楽も紹介していきましょう!(僕の付け足し多しですw)

2016年の大統領選

今年の大統領選が一応?終わりましたが前回の2016年に行われた選挙をお話。

その時はトランプ、ヒラリー、サンダースの三人まで絞られた時があったんですね。

そこで政策も含めてイメージ戦略として音楽は使われています。

ほんと、音楽って大事なんですよね。

プロレスラーや野球選手って登場曲も各人もっていて、それがイメージとなって、その曲を聞くだけでワクワクしちゃうますもんね。


ではサンダースが使った曲、

サイモン&ガーファンクルの「American」

内容としては若いカップルが夢を持ってアメリカ横断する歌なんです。

これからのアメリカに希望をもたせるイメージだったんでしょうか。
優しげに聞こえる曲ですよね。
でも、サンダースは逆に退場する際にデヴィッドボウイの「Starman」も使ってたとのこと。希望を語るだけでなく、自分のスター性みたいなのも表現したかったのかもしれません。トランプ、ヒラリーに比べると印象薄いですもんねw


ヒラリーの曲にいってみましょう。

彼女がよく使用した曲はケイティ・ペリー「Roar」
Roarって咆哮って意味なんですよね。


力強い女性をイメージしたものですね。MVもジャングルの生き抜く女性を描いたもので生命力を感じるものとなっています。

ちょっと露出高めの映像で、それはフェミニズムの人たちにはつっこまれないのかな?とちょっと心配になりますが、ケイティ・ペリーからヒラリーを支持して歌ったといわれていますし、女性からの支持っていうのが重要なんですかね。


さて、トランプですよ。

本書にも書いてますが、海外ってミュージシャンが政治的な主張をちゃんとするんですが、トランプに「俺の曲を使うな!」って言っちゃうんですねw

あまりの嫌われぶりにちょっと気の毒になっちゃうくらい。

で、彼が使った?使わせてもらったのが
トゥイステッド・シスターのWe're Not Gonna Take It

僕的には良い選曲だと思いますよw

ビジュアル的にも時代は感じますが、1980年代に売れた曲で、若者が権力と戦ってやるとか、自由を求めての曲ですし。


三者三様にイメージ作りに音楽を使い、その曲にもいろんなメッセージが込められているんですね。


ちなみに今回の選挙ではどうだったの?

って思って調べてみました。

バイデンVSトランプ!

いろんな局面で色々使い分けているみたいで、調べてみるといっぱいありました。

で、僕なりにチョイスしてみました。

トランプはこれ


ヴィレッジ・ピープルのGod Bless the U.S.A

Y~M~C~A♪ってやつです。聞いたことある人も多いやつ。

西城秀樹がオリジナルじゃないですよ、こっちが先w

「アメリカ人であることを誇りに思う」的な歌詞もあってアメリカファーストっていう自国を優先するのを陽気なメロディで表現してるようにも聞こえてきますw.


彼はヴィレッジ・ピープルが好きみたいで他にも「Macho Man」を使用

曲名の通り彼の力強いキャラをよく表してますよねw

この曲好きだなーw


対してバイデンに行きましょう。

スプリングスティーンの「We Take Care Of Our Own」

勝利演説の時、登場曲として使われたそうです。

めちゃ渋いやん。

分断ではなく団結をめざす大統領になることを誓うと言ってましたが、それは国内に向けてのメッセージで国をまとめる演説をしていましたが、歌詞的には「俺達のことは俺達でやるさ」っていうどこかアメリカファーストを継承するような曲にも感じます。


もう一つ

コールドプレイ「A Sky Full Of Stars」

男の未練がたっぷり残った失恋ソングでもあると思うのですが、これはバイデンの息子さんが数年前に亡くなっており、息子さんが好きな曲だったそうです。
天国に向けてもメッセージを送りながらもこの激闘とも言える大統領選にも臨んでいたのかもしれません。

長々と書いちゃいましたけど、アメリカでは政治的主張をはっきり音楽載せたりするのは当たり前のことで、この本を読むと「アメリカすげえなぁ」と選挙とかに関心のない人が多いことが問題になってる日本人としてはしっかりせんといかんなぁーと思ったりします。


お楽しみのゲスト会ですよ

著者の高橋芳朗さんのゲストトークがあります!

本書にはいろんな曲がありますからね、読了した後は質問したいことがいっぱいあると思いますよ。

12月20日(日)13:00 〜 16:30



その前にもっと質問を練り込んでおきたい!って方はこちらでも読書会やっってますよー。洋楽苦手な人でも参加して、音楽解説本について話してみましょう。

結構世界が広がるかもですよ。

12月6日(日)17:30 〜 19:15


以上、こんな感じで、文鳥さん視点で好きなようにクリスマスフェス課題作品をこれからも語って行く予定です。