言語の7番目の機能読書会に参加してきました。


主人公コンビをはじめとした架空の人物と、実在の人物が交じり合うミステリー。

架空の人物に「自分は小説の人物か」と自問させたと思いきや、

エロとバイオレンスもアリな作品。


主な話題

・現実の人をネタみたいなキャラ付でいいのか?

同じようなことをやってるけど、古い人しかいない分、FGOの方がマシだったw。

名前は同じだし、小ネタに実際の話を織り込ませてるけど、あくまで小説の人物だから大丈夫()。

作者さん、映画化狙ってる?その際、登場人物はどうなるか?

小説はOKでも、映像化はNGな人がいたりして


・舞台は80年代の冷戦期、機密情報が書かれた紙を秘密裏にやり取りする。

これより後の時代だと電子データでのやり取りになるし、

なぞの情報のやり取りなら冷戦期のほうが説得力ある


・これだけ実在の人物が出てくるのに、日本人二人組は名前がない!

当時はバブル期、多くの日本人が海外に行く反面、

このころに世界的に有名だった日本人って誰かいた・・・・?

当時の日本の良い面と悪い面をいっぺんに描いてる


・言語の7番目の機能とは?

言い表せない、圧倒的なしゃべり方で反論させない、逆にわかりやすく言う、

不利な状況からの一発逆転を狙う策の一つ


言語学・哲学の部分は難しかったけど、色々話題に尽きない、

情報量が多い