暦の上ではすでに秋らしいですが、まだまだ暑いというか熱い日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。これだけ気温が高いとひまわりを身につけて出かけたくなるのではないでしょうか?

という事で、今回は、8月23日(土)に開催されたこちら のイベントの開催レポートをお届けします。読書会の熱気が伝わってくれば嬉しいです。

今回の会場はいつもお世話になっている、ビストロ酒場YUZU cafe&bar 北浜本店さん です。いつもご協力いただきありがとうございます!

今回の課題本は、俵万智『生きる言葉』 (新潮新書) と小林秀雄『ゴッホの手紙』 (新潮文庫) からの選択制でした。
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ここから、実際の読書会でどのような感想や意見が出てきたかを一部ご紹介します。猫町倶楽部では「人の意見を否定しない」という1つのルールを守ればどのような事を言っても良いので、同じ課題本であってもテーブルごとに全然違う感想が出てきます。

『生きる言葉』では、

・「。」の使い方(マルハラ)について感じたこと
・流行語大賞で扱われる言葉は誰もが使っている言葉なのか
・「とか」をついつい使ってしまう問題
・ヒコロヒーさんの文章のうまさ
・短歌の解釈について分かれた点
・コミュニケーションツールの使い分けの必要性
・「配慮」という言葉の難しさ
・何を書くのかだけでなく、何を書かないのか、誰が言うのかも重要である事
・AIとどう付き合っていくのか

などの話題で盛り上がったようです。

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『ゴッホの手紙』では、

・この本を読んでゴッホの印象が変わった
・ゴッホ他殺説について
・義妹のヨーがすごい
・ゴッホ展について
・ゴッホとゴーギャンとの違いについて
・冒頭のエピソードが好き
・ルノワールとの対比
・画商としてのテオの手腕について
・油絵がいかにお金がかかるか

などの話題で盛り上がったようです。
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さて、読書会が終了すると、ベストドレッサーの表彰です。今回のドレスコードは「ひまわり」で、各テーブルで最も見事にドレスコードを体現した方に記念品の贈呈がありました。ベストドレッサー.JPG 1.78 MBすごく、夏っぽくて良いですね。

最後に集合写真を撮って、読書会は終了です。
集合写真.JPG 2.61 MB今回の読書会では、ありがたいことにラウンジに参加されていないメンバーの方や初参加の方、遠方から参加された方もいらっしゃいました。皆さん楽しんでいただけていたら、サポーター冥利に尽きますね。

読書会終了後は懇親会で課題本について更に語ったり、語らなかったり、楽しい時間を過ごしました。

次回の関西オフライン読書会 は9月27日 (土) 16:40~
課題本は、難波優輝『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』 (講談社現代新書) と倉林靖『[新版]岡本太郎と横尾忠則』 (JRC) からの選択制で、会場は今回と同じビストロ酒場YUZU cafe&bar 北浜本店さんです。
ドレスコードは「アート (芸術) 」です。工夫しがいのあるドレスコードですね。
皆様のご参加、お待ちしています!