クリスマスフェス初日の一発目、月曜会の課題作品は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」でした。
午前10時の開演にも関わらず、67名と沢山の方に参加して頂きました。

本作品は、貧しくいじめられている少年ジョバンニが、親友カムパネルラと共に銀河鉄道に乗り美しい世界を旅する宮沢賢治の代表作です。

猫町倶楽部では、6〜7人のグループに分けて読書会を行うのですが、今回は銀河鉄道の夜にちなんで、グループ名を1号車、2号車・・・という名称にしました(サポーターのricaさんの発案です)
参加者の主な意見を紹介します。

・銀河鉄道とは、死者との別れの期間に折り合いをつけるための期間を表しているのではないか?
・ジョバンニやカンパネルラ、蠍の話から、自己犠牲が作品のテーマになっていると思う。
・カンパネルラは天から選ばれた人間ではないか?善人は早く死ぬという事を表しているのではないか?
・カンパネルラのお父さんが息子の死に直面しても冷静なのが気になった。


読書会終了後、参加者全員で記念撮影を行いました。



1月の月曜会の予定は以下になります。

①1月4日20時〜 小松左京「復活の日」

②1月15日20時半〜 ハン・ガン「菜食主義者」

③1月17日17時半〜 メルヴィル「書記バートルビー/漂流船」

④1月31日17時半〜 小松左京「復活の日」




皆様のご参加をお待ちしております!