各地の小さなオフライン会場とオンライン会場をZoomで繋いで行う猫町倶楽部のハイブリッド読書会。今回は遠藤周作の『沈黙』を課題本に、11月29日に開催された会についてレポートします。
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ハイブリッド読書会オフライン会場の参加者募集は基本的に猫町ラウンジ内で行っています。オンライン会場はラウンジメンバーでなくても、どなたでもお申し込みできます。
猫町ラウンジとは
猫町倶楽部の読書会をより一層深く楽しむための、オンラインの活動拠点です。読書による学びを一生の営みとして続けていくためには、ともに楽しめる仲間の存在が不可欠です。家庭でも会社でもない第三の居場所、猫町ラウンジで、一番あなたらしいあなたを受け入れてくれる、かけがえのない仲間を見つけてみませんか?
気になる、という方は、猫町ラウンジの説明ページをご覧ください。
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ハイブリッド読書会では、読書会を盛り上げるお遊びとして会場テーマを設けています。今回は課題本にちなんで「クロス」がテーマ。
今回のオフライン会場は西から、博多天神、神戸三ノ宮、神戸摩耶山、岐阜、名古屋大曽根、川崎、新宿、六本木の8会場。オンライン会場も加えると約50人の参加でした。
こちらはオンライン会場のみなさん。3グループに分かれましたが、その内の2グループの写真を紹介します。
「クロス」ステッチやスクロヴェーニ礼拝堂をZoom背景にしている参加者がいらっしゃいます
テーマ「クロス」に合わせてベールをかぶった参加者も
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いくつかのオフライン会場の様子をハイライトでご紹介します。
名古屋大曽根
午前中に近くの徳川美術館で源氏物語絵巻を鑑賞したあと読書会をしました。それぞれの宗教観やキリスト教と神道や仏教との違い、などなど語り合いました。日本人は「愛」より「恥」の文化?井上が言うことにも一理ある、など話題の尽きない読書会でした。
「クロス」なネイル!
素敵なアクセサリー
岐阜
キリスト教の布教を認めた信長の城下町で開催。快晴で長良川が綺麗でした。
川崎
キリスト教徒にとっての神の存在を疑うことのタブーさは読み手が日本人かつ信者ではない場合になかなかピンとこないテーマであるものの、小説中でその葛藤を事細かに描写されているため、ロドリゴの苦しみを通してそのあたりの心情が少しは理解できたかもという感想が多かったです。
懇親会は会場近くの「古本を持っていくと3時間飲み放題が200円になり、帰りに好きな古本を一冊もらえる」という素晴らしい割引システムの居酒屋へ。
神戸摩耶山
気持ちの良い快晴の中、摩耶山に上野道で6名がハイクアップしました。紅葉も丁度見ごろで、所々にある休憩ポイントからは神戸や大阪方面のナイスビューを楽しめました😄
約2時間のハイクアップで摩耶山山上の掬星台に到着した後は、それぞれが担ぎ上げたクッカーや食材を使っての山ご飯タイム。チリコンカンのホットドッグや、地元神戸のライ麦パンを使ってのメニューなどをみんなで作って、美味しく頂きました😋
読書会は、摩耶山山上のロープウェイ駅の2Fにあるカフェで食べたり・飲んだりしながらの楽しい時間になりました。
最後に、楽しすぎて読書会中の写真を撮り忘れた二会場の懇親会の様子を紹介して終わりにします。
新宿
二次会はオーガナイザーが食べたかったカニ料理!
神戸三ノ宮
カキフライ、おいしそう!
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次回のハイブリッド読書会は12月27日(土)。課題本はジョージ・オーウェル『一九八四年』です。オンライン会場の申し込みはこちらから。締め切りは24日(木)23時59分。たくさんのご参加をお待ちしています。


