9月に入ったとはいえ、名古屋の街はまだまだ夏気分。半袖のまま会場に向かいながら、「これが“自由”ってやつかもしれない」なんて勝手に納得してしまいました。(?)
そんな暑さの名残の中で開かれた今回の読書会。課題本は エーリッヒ・フロム『自由からの逃走 新版』(東京創元社)。タイトルからしてちょっと手強そうですが、集まった皆さんは自由な装いで、むしろワクワクした表情。
果たして“自由”は私たちに何を語りかけてくれたのか──その一部始終をレポートします。
1. 読書会の概要
https://nekomachi-club.com/events/3b41641c20b4
・日時:2025年9月7日(日)
・場所:ウインクあいち1310会議室(名古屋駅から地下直通)
→ アクセスの良さも参加理由のひとつに挙げられていました。遠方からの参加もしやすく、「駅直結はありがたい」との声も。
・ドレスコード:「自由」──青を取り入れたり、カジュアルな服で軽やかに来たり、それぞれの工夫で場が彩られました。
2. 読書会開始
それぞれテーブルに分かれて、思い思いの意見を語り合いました。
とあるテーブルでは、こんな声が聞かれました。
・「自由って、責任とセットだからこそ重たく感じる」
・「AIによるSNSでの情報操作や思想統制も、現代の“自由からの逃走”ではないか」
・「現代人は気づかないうちに思想を植え付けられているのでは、と不安になる」
3. ベストドレッサー表彰
今回のドレスコードは「自由」。思い思いの装いが集まりましたが、その中から特に個性を発揮された方を「ベストドレッサー」として選出しました。
4. 懇親会
本編終了後は、会場近くのビアバーで懇親会を開催しました。
今回はドイツにちなんだお店で、クラフトビールや本場仕込みの料理を囲みながら自由に語り合いました。
📍 お店の詳細はこちら 👉 店舗情報 | ビアバル マ・メゾン チカマチラウンジ店 | バル マ・メゾン
5. 振り返り
フロムの理論を軸に語り合うことで、「自由とは何か」という抽象的な問いが、参加者それぞれの経験や現代社会への問題意識と結びつきました。
日常の小さな選択から歴史の大きな流れ、SNSなど現代的テーマまで、自由を多面的に考える場となりました。