ギリシア神話@サポより、ぴいさんのブログを紹介します。

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以下ぴいさんのブログを引用


ここにきてやっとギリシア神話が面白く読めるようになってきた
 みゃーすです。
 たいていの場合、猫町倶楽部の課題本読了には苦痛が伴うのですが、例にもれず、ギリシア神話にも苦しめられているところです。特に第1章と第2章については、なかなか頭に入らないし、自分の中で考えがまとまらないしで、正直、第1回から第3回までの読書会では十分な読み込みができてないまま参加したので、勘違いしてたり稚拙な意見しか述べられなかったりと、参加した満足感や達成感を味わうことができず、この調子だと途中で挫折してしまうのではないかと不安でした。
 十分に読み込めない言い訳としては
 ・神様の名前について、アポロンが「アポローン」、ヘラが「ヘーラ」、アテナが「アテーナ」など、僕が聞きなれない発音で表記されているので頭に入りにくい。
 ・頻繁に「第○章○説の○参照」など未読の参照先を示されて、話の筋があっちゃこっちゃとっちらかっているような印象を受ける。
 ・史実や物語や著者の意見が混在しているせいか、つぎはぎだらけな内容で、自分の中で整理しにくい。
など挙げればきりがありません。
 しかし、繰り返し読んでいれば、自分のものにはならなくとも記憶の片隅には残っているもので、第3章に入ったあたりから、これまで読んできたところで登場した神様やエピソードの関連性がおぼろげながら見えてきて、やっと「ギリシア神話」の読み方が分かったような気がして、前回(第4回)から落ち着いて読書会に参加できるようになりました☆
 私は「人見知り」ならぬ「本見知り」するところがありまして、文章の描き方によって合う(理解できるとか共感できるとか分かりやすいとか面白いとか)合わない(前者の逆)を判断して、合う本ならば芋づる式に同じ著者の本をかたっぱしから読む習性があるのですが、正直この本の著者はワタクシからすれば「合わない」著者でした。途中かっこ書きで自分の考え挿入するから頭の中こんがらがるし、主語を省略しているから誰のこと述べているのか分からないし、そもそもいろんな話を雑多に詰め込んでいる印象があるから結局何伝えたいのか把握しにくい。
 そんな合わない本ですが、「合わないな」と思いながらも、繰り返し読んでいくうちに、著者の書き方の癖みたいなものがつかめてくると、読み手もそういう書き方に合わせた読み方ができるようになったり、断片的でも記憶に残しておけば、後の記述との関連性が見いだせて、徐々に自分の中での積み重ねができて「土台」みたいなものが築かれる。土台ができるまでが一番つらいけど、それさえ乗り越えれば、わりと興味を持って読めるようになるんだなと思いました。
 とはいえ、和らいだだけであって苦痛を感じていることには変わりないけど(笑)。
 今週第5回目、僕のキーワードは「ドラえもん」です、そのわけは当日奇しくも同じグループになった方だけにお伝えします♪(そんな大した意見ではないので期待しないでください)