急に気温も下がりすっかり秋らしくなった今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
こちらは9月27日(土)に開催された関西オフライン読書会の開催レポートです
https://nekomachi-club.com/events/f1c42d287731
今回もいつもお世話になっているビストロ酒場YUZU cafe&bar 北浜本店さんでの開催です。
ご協力ありがとうございます!
課題本は難波優輝『物語批判の哲学〈わたしの人生〉を選びなおすために』と倉林靖『[新版]岡本太郎と横尾忠則』です。
今回はここ数回の中でも参加者が多く、25名での読書会でした。
読書会では5名ほどのグループごとに感想や意見を話します。
猫町倶楽部の読書会では「人の意見を否定しないこと」をルールとしていますので、
「そんな立派な感想なんてないよ…」という方も安心してご参加ください!
ここでは各グループで出た感想や意見を一部ご紹介します。
『物語批判の哲学〈わたしの人生〉を選びなおすために』ではこんな話題が出ました。
・就活など物語が求められる場面があり、そのような場では物語化することが役に立つなどの物語の力は感じているが、確かに少し行きすぎている場面もあるように感じる。
・キャラクター化は自己理解や他者理解の助けになる一方で、それが固定化されてしまうとかえって可能性を狭めてしまうものである。
・物語というものを全く取り入れないというのは難しいので、どうやって程よく付き合うのがいいか、普段実践していることはあるか。
・自分の人生に影響を与えた物語は何か。
『[新版]岡本太郎と横尾忠則』ではこんな話題が出ました。
・2人の背景について知ることができたので作品を理解する助けとなった。
・その一方で、背景がわからなければ理解できないことが芸術の当たり前となってしまうのはいいことなのだろうか。
・両者とも現代に対するアンチテーゼを投げかけている作家であり、今のような時代にこそこのような芸術家が必要なのではないか。
・両者の作品は非常にエネルギッシュで元気づけられる(他方で、それゆえに見ていて疲れるという意見もあったようです)
読書会終了後にはベストドレッサーの表彰です。今回のドレスコードは「アート」で、各テーブルで素晴らしいドレスコードの表現をされた方への記念品の贈呈を行いました。
記念写真を撮って読書会は終了です。
読書会後の懇親会も盛り上がりとても楽しい時間を過ごすことができました!
ご参加いただいたみなさん ありがとうございました!
最後に次回の関西オフライン読書会についてのご連絡です
次回の関西オフライン読書会は10月25日(土)16時40分開始です。
課題本はカズオ・イシグロ『遠い山なみの光』(ハヤカワepi文庫)と辻田真佐憲『「あの戦争」は何だったのか』(講談社現代新書)です。どちらか1冊選んでご参加ください。
詳細はこちらから↓
https://nekomachi-club.com/events/3cdaf7f8a4ab
みなさんのご参加お待ちしています!







