『わたしの渡世日記(下)』読書会に参加しました。

わたしが前にいただいた課題本を読む時に意識するといいアドバイスの1つ「どの登場人物がよかったか」
そのテーマだけで2時間弱語りきれるくらい、魅力的で素敵な人物がたくさん登場します。
(ネタバレなので書きませんが、わたしは頭で考えるよりまず手足が動くような、単純明快であっけらかんとしたある人物エピソードがよかったです)
それを「この人いいよね~」とお話するのがめちゃめちゃ楽しかったです。

文章の中で、自分にはその知識がないから読み飛ばしてひっかかりもしないところが、知識がある他の参加者の方に教えてもらうことで「そういうこと!」と楽しめるところに変わったりして、たぶんそういうのは他にもたくさんあるんだろうな〜と思うと、なんかもったいない気がします。
それに私自身のことで言えば、直近に参加したのが『愛という名の支配』の読書会で、フェミニズムの目線や知識もあったから(微々たるものですケド)、複雑な昭和の芸能界や母娘関係も「うざ」だけで済むことなく、違った目線で深く読めたのかなと思っています。
私は「ネットでどれだけでも出てくるから」と知識を軽んじるところがあるけど、そもそもその存在すら知らなければ検索することもできないし、知識があることでとっさな場所で別の目線を持てたり深く見ることができるから、意外と大切なのかも...とちょっとだけ思いました。

表紙の絵画(上写真)も、めちゃめちゃ粋でかっこいいエピソードがあって(あんな風に言ってみたい)、読んで知ってから眺めると胸アツです🔥

わたしは夜は気力体力ともにカラッポなのでw、まだ元気なうちに参加できるこの時間帯の読書会はありがたいです。
夜と同じように、充実した企画があればうれしいなぁと思います。

今回関わってくださったみなさま
ありがとうざいました☺️