寺山修司没後40周年企画 中森明夫『TRY48』読書会&著者トークが楽しかった!楽しすぎた!
まずは読書会をより楽しむために課題本にちなんだファッションで参加しようと決めた。猫町倶楽部の読書会はドレスコードがあるのが楽しくて参加していたからね。『読書会入門 人が本で交わる場所』 にも書いてある。アタシは完全にこのタイプ。
何を着ようか考えるところからアタシの読書会は始まると言っても過言ではない。
『TRY48』はすぐにアイデアが浮かんだ。
まずは読書会とトークは自作のTRY48 Tシャツ。
GUのTシャツにSeriaで買ったフェルトを貼り付けた。
アフタートーク(懇親会)はサブコのコスプレに着替えた。
メガネが届いたのが読書会当日の夕方。ギリギリセーフ。間に合ってよかった。シャツはしまむら、リボンはダイソーで買ったネクタイをバラして自作したもの。いくつになってもJKコスプレをする機会があって笑う。
こういうことをやっている時が一番楽しいかも😁
『TRY48』はブックデザインが凝っていてカバーを外すと地図が描かれている。作中に登場する市街劇のシーンの地図。市街劇自体はフィクションだけれど出てくる場所や人物は実在する。虚実入り乱れた本作を象徴する秀逸なデザインだと思う。
読書会では参加者それぞれの切り口(アイドルだったり演劇だったり)で感想を話す中、アタシはサブカル目線で熱く語った。語りすぎた。しかしまだまだ語り足りないっていうね。のび太似のお父さんのことや個性的な女の子たちのことをみんながどう思ったのか聞いてみたかったし。
読書会中にゲストの中森明夫さんが回ってくだった。1チームあたりの滞在時間がいつもより長めだったから参加者全員が感想を伝えることができた。著者との距離がこんなに近いオンラインイベントはないんじゃないかな。参加してよかった。
トークは他では聞けない話がてんこ盛りだった。「あのシーンは実は...」という裏話的エピソードや「初稿から大幅に書き直したシーン」など惜しみなく話してくださるサービス精神にグッときた。参加してよかった。
質疑応答もはぐらかすことなく真摯に答えてくださりますますファンになった。
アフタートーク(懇親会)にも急遽飛び入り参加してくださった。さらに興味深い話をたくさん聞くことができたし、気づいたことを伝えることができた。
さらにTwitterで感想をつぶやいたら嬉しい返信が...
チャーミング!チャーミングですって!天にも昇る気分!
『東京トンガリキッズ』を愛読していた10代のアタシに教えてあげたい。生きているとなにが起こるかホントわからないよってね。
参加者は少なかったけれどその分濃密なイベントだった。
参加して本当によかった!!
まだまだ続く寺山修司没後40周年企画
5/15(月) 『寺山修司 全歌集』
5/24(水) 寺山修司監督『田園に死す』
5/25(木) 中森明夫『TRY48』
この機会に寺山修司について学んでおくときっと役に立ちます。
なぜなら寺山修司ismはあちらこちらに脈々と受け継がれているからです。それらを目にした時にピントが合うようになりますよ。