1月17日(土)、関西オフライン読書会1月定例会が開催されました。
課題本:エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
ドレスコード:雪
参加人数:19人
会場は、いつもお世話になっている、大阪北浜のビストロ酒場YUZU cafe&bar 北浜本店さんです。
今回は、翌日に京都で文学フリマが開催される関係で、遠方からの遠征参加者さんが多かったです。
読書会は事前に運営ボランティアがランダムに割り振った4~7人のグループごとに感想を語り合います。常連さん以外の方も毎回必ず参加されているので、ご安心くださいね。
猫町倶楽部の読書会はルールが2つだけあります。
①課題本の読了
②他の参加者の意見・感想の否定や批判をしないこと
この2つさえ守れば、あとは自由におしゃべりするような読書会です。
今回の課題本『嵐が丘』。
各テーブル、話が盛り上がり、あっという間に読書会の時間が過ぎていきました。
各テーブルで盛り上がった感想の一部をご紹介。
「昔読んだ時にヒースクリフに憧れたが今読んでもその想いの強さや行動力に憧れる」
「ヒースクリフが何者なのか(主人に拾われる前は何をしていたのか、嵐が丘から去った3年間はどうしていたのか)が描写されないためとても気になるし、想像しろがある」
「なぜヒースクリフはあんな執着を持ったのか。嵐が丘で受けた冷遇に対する復讐やキャサリンへの思いで3年間の空白期間とその後の行動が説明できるのか」
「リントン家はただの被害者に見える。ヒースクリフがやってこなければとても平穏だったのでは?」
「登場人物誰にも共感できない。嵐が丘の人たちはみんな性格が歪んでいる。(リントン家はまだまともだが嵐が丘の人によって平安が壊された)」
「虐待を受けている子どもたちの話と読むこともできるのではないか?まず1番悪いのは父親?」
「みんなの感情が激しすぎる。日本文学ではあまりみられない感じ」
「ヒースクリフは、ラテン系?アフリカ系?インド系?で魅力的だったのかも。身元も年齢もミステリー」
「愛はやはり現世では成就しないものなのか、現世を離れてやっと昇華されるものなのか」
「キャサリンの「私はヒースクリフなの」という告白「あの子がわたし以上にわたしだからよ」「ヒースクリフとわたしの魂はおなじもの」この台詞は、どのような意味か?」
「ネリーに着目すると面白い。事が起こる所にネリーあり。仕舞いにはロックウッドさんにキャサリン(娘)を勧めている?」
「ヒースクリフはヘアトンとキャサリンの瞳のなかに何をみてどのような気持ちの変化があったのだろうか。」
「ヒースクリフのキャサリンに対する思いって恋愛なのだろうか、登場人物は大体自分のことを一番に愛しているのでは」
「新潮文庫版には、裏表紙のあらすじに「世界の女性を虜にした恋愛小説」と書いてあるけど、これって恋愛小説…?ホラーやゴシック、コメディの要素もある」
「古典新訳文庫と新潮社文庫の翻訳語の違いが面白い」
「ネリーが一人勝ちしたのか?ヒースクリフ実はいいやつに思ってきた。ジョウゼフもなんだかんだ美味しい思いしているのか?」
読書会後には、遊びの要素のドレスコード「雪」に対しての各テーブルで選んだベストドレッサーの発表です。服で表現したり、持ち物で表現したり、それぞれの個性が出ています。
そしてこのあとは、有志で懇親会です。
大体読書会参加メンバーのうち9割ぐらいはそのまま参加されています。
そのまま本の感想の話をしたり、最近読んだ本の話をしたり、気になっている映画の話をしたり、話題はつきません。
懇親会では、話したいテーマ別の席替えを行っているので、人見知りの方でも安心して話題に入っていけます。
次回は、2月14日(土)に開催です
https://nekomachi-club.com/events/3710c3068d5f
課題本(選択制)
村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(上) (下) (新潮文庫)
福尾 匠『置き配的』(講談社)
ドレスコード「LOVE」
その先の予定は以下日程です。
3月14日(土)
4月18日(土)
5月16日(土)
6月20日(土)
是非皆様のご参加お待ちしております!
文章:のんこ
写真:ジュリア、関西オフラインサポーター


