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2026年10月12日(月・祝)、名古屋・藤が丘のJAZZ茶房靑猫で、東浩紀『平和と愚かさ』の読書会を開催しました。今回は15人が参加。

オープニングは猫町.名古屋代表あじさいの選曲でECD『東京を戦場に』から始まります。


今から約20年前に発表された、「平和ボケ」を非難する曲。
ドライで痛切なリリックが、自らの生活が酷いからこそ戦争を望んでいるかのようにも聴こえます。

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猫町.の読書会のただ一つのルール「他人の意見を否定しないこと」の説明後、二つのテーブルに分かれて、本の感想を語り合いました。

『平和と愚かさ』は、よくないこととされている「平和ボケ」は実は価値があることなのでは、という問題提起から始まり、戦争や紛争の記憶が残る場所を著者が訪ねながら、平和について考えていく一冊です。大きなテーマを扱っていますが、その問いは、私たちの普段の暮らしにもつながっています。

たとえば、ニュースを見て胸を痛めたあと、友人と食事をして笑うこと。社会の問題が気になりながらも、仕事や身の回りのことで一日が終わってしまうこと。そんな自分を、無関心だと責めるべきなのでしょうか。

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戦争について考えずに暮らせることは、平和の大切な一面です。けれど、考えないことが、誰かの苦しみや、自分も関わっている問題を見過ごすことにつながる場合もある。本を読み進めると、「もっと考えればいい」とも「気にせず暮らせばいい」とも、簡単には言えなくなります。

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自分の日常を大切にすることと、その外側で起きていることに目を向けること。その両方をどう続けていくのか。こうした、すぐには答えの出ない本を誰かと読めるのも、読書会の醍醐味です。同じ本を読んでいても、そこから考えることは一人ひとり違っています。
わかったことだけでなく、引っかかったことや、まだ整理できていない気持ちも持ち寄れる。難しいテーマの本だからこそ、誰かと話す時間をつくる意味があるのだと思います。

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青猫での定例会には「遊び」としてドレスコードを設けています。
今回は『ピース』。
各テーブルからベストドレッサーに選ばれた二人です。

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会の最後にはエンディング曲として、靑猫のマスター高橋さんの選曲でパット・メセニー/ブラッド・メルドー『Make Peace』をみんなで聴きました。



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本会後、近隣の居酒屋さんに移動しての懇親会も盛り上がり、有意義な連休最終日を送ることができました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。また次の読書会でお会いしましょう。ピース。


文責:あじさい