本の向こう側の世界が
広がっていた
読書を孤独な営みとして終わらせるのでなく、読んだあとに他者と集い、時間をかけて語り合うことで、本から得た知識はあなた自身のたしかな血肉となります。
また、家族や同僚など身近な人と語り合うだけでなく、日常の外側にいる人の読みに触れることで、あなたの思考の限界も日常の一歩外側へと拡張されていくでしょう。
読書というインプットを、読書会というアウトプットで一層深める。読書会の場で多様な人の思考に触れ、新しい視座を得る。新しい視座が、新しい本、新しい世界へとあなたを導く。
この循環によって、読書による学びを一生涯続けていくこと。それが、日本最大級の読書会コミュニティを運営する私たち猫町倶楽部の活動理念です。
1年間の延べ参加人数は約12,000人。一度の読書会に集まる人数は最大で300人、下は10代から上は70代までと幅広い世代に支持されています。
※参照 『読書会入門』(山本多津也著・幻冬舎)
✅ 安心して参加できる環境
「他人の意見を否定しない」ルールで、自由に自分の考えをシェアできるカジュアルな雰囲気。初心者でも安心して参加でき、異なる価値観に触れることで新たな学びを得られます。リラックスした時間が、日常生活にも良い影響を与え、自己成長のきっかけを作ります。
✅ 多世代・多様なメンバーと交流
20代から60代まで、さまざまな価値観を持つメンバーと交流できます。オンラインで全国の仲間とつながることで、普段出会わない人々との交流が生まれ、深い絆が形成されます。常に新規入会者がいるため、閉鎖的になることなく、新しい出会いと成長の機会が得ることができます。
✅ 豊富な課題本から自分に合った本を選べる
ほぼ毎日開催される読書会では、多彩なテーマと本が用意されており、普段手に取らない本や挫折しがちな本にも挑戦できます。自己成長を促進するためのハードル高めの課題本も用意されており、新しい視点や知識を得ることができます。これにより、学びを深め、自己を拡張することができます。
✅ 読書会以外の多彩な活動
読書会だけでなく、映画感想会やオンラインおしゃべり場、観劇会、哲学対話、DJパーティーなど、多彩な課外活動が充実しています。これらの活動を通じて、日常生活の枠を超えた交流ができ、心身ともにリフレッシュできます。メンバー同士の深いつながりが生まれ、時には人生を変えるような出会いも。
✅ 自由な参加スタイルとリラックスした運営
「入りやすく辞めやすい」運営ポリシーで、気軽に参加でき、無理なく続けることができます。自分のペースで過ごしながら、新しい発見やインスピレーションを得ることができ、自己改善や成長のサイクルを促進します。
✅ リーダーシップのチャンス
読書会の運営に誰でも参加でき、司会やリーダー役を担当する機会も。自己表現やリーダーシップを育む場としても活用でき、他者との意見交換を通じて新たな学びを得ることができます。多様なメンバーとの交流を通じて、リーダーシップを発揮する力を養い、社会的にも成長できます。
✅ 仕事のパフォーマンスも向上
読書会を通じて多様な視点に触れることで、創造性や問題解決能力が高まり、仕事でのパフォーマンス向上に繋がります。リラックスした時間を持つことで、心の余裕を作り、仕事においても冷静に対応できるようになります。学びを日常に活かし、仕事にも良い影響を与えます。
P・F・ドラッカー『マネジメント 基本と原則』
楠木建『ストーリーとしての競争戦略』
リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』
ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』
夏目漱石『草枕』『三四郎』『こころ』他
谷崎潤一郎『刺青』『春琴抄』『細雪』他
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
フランツ・カフカ『変身』『短編集』『城』他
ガルシア=マルケス『百年の孤独』『族長の秋』他
辻暢雄『奇想の系譜』
クレメント・グリーンバーグ『グリーンバーグ批評選集』
平芳幸浩 『マルセル・デュシャンとは何か』
柳樂光隆『Jazz The New Chapter』
長谷川 町蔵/大和田 俊之 『文化系のためのヒップホップ入門』
カント『純粋理性批判』
デカルト『方法序説』
ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』
東浩紀『観光客の哲学』
國分功一郎『暇と退屈の倫理学』
ポーリーヌ・レアージュ『O嬢の物語』
マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』
松沢呉一『マゾヒストたち: 究極の変態18人の肖像』
『パラサイト 半地下の家族』
『ジョーカー』
『この世界の片隅に』
その後、SNS「mixi(ミクシィ)」上のコミュニティとして読書会の活動を続ける中で、次第に評判を呼び、多くの参加希望者がミクシィ上から集まるようになりました。
日本の読書文化が長く衰退傾向にあるとされる中、主催者の山本がまったく予想もしなかった規模に会が拡大したこと。そして何より、「この読書会で人生が変わった」、「読書会を通してかけがえのない仲間に出会えた」といった会の参加者から寄せられる多くの声などから、このコミュニティの持ち得る社会的な意義を痛感した山本は、社会貢献企業としてより充実した体制でコミュニティ運営を推進していくため、猫町株式会社を設立しました。
猫町株式会社では、「アウトプット勉強会」や「文学サロン月曜会」といった猫町倶楽部の各種読書会を中心に、音楽やアートなどジャンルを横断し文化的価値の高いものを、商業的なランキングなどに左右されない形でコミュニティの活動の中で取り上げ、それらの価値を世の中に発信していきます。
そして日本における読書会文化、大人の集まるサロン文化の牽引役として、それらを培う豊かなフィールドとなる質の高いコミュニティを提供していけるよう、これからも活動を続けていきます。
powered by osiro